伊皿子亭

月二回更新

悩める人へ4 - ボールのイメージ

これまで悩みの対処法について書いてきた。しかし、一言で悩みを取ると言っても、自分にとりそれが非常に重大であったり、とても傷ついた経験があると、その時の苦しい感情に苛まれて、冷静に自分を観察できないことがある。
そうした場合に有効なのが関野あやこという人が行っている方法だ。これは自分の苦しみを何らかのボールとしてイメージし、それを海に転がすことで苦しみを除去するやり方である。人の脳が感情を起こす働きはそれが現実から生じる場合とイメージから生じる場合を区別できない。この性質を利用し、イメージによって感情を取り除こうというのが彼女の方法だ。本当にそんなことで苦しみが取れるのかという疑問を持つかもしれないが、私自身これを実践し、苦滅の効率がとても良くなった。
私は、苦しみを海に転がす方法で苦とそれから生まれる感情を大部分除去しておいて、その後じっくり苦を観察して苦を取っていった。
今回が本当に最後の更新。 


 

宇宙の兄弟たちへ@スピリチュアルブログ

面白いブログを見つけたので記事を書きたい。宇宙の兄弟たちへ@スピリチュアルブログ という主に霊や宇宙人などのスピリチャルに関する情報のブログだ。作者は苦しい前半生を送った後突如自分の使命に目覚め、霊的能力が使えるようになったとのことである。
ここが面白いのは有名人の前世、例えばピース又吉、ダウンタウン松本、タモリ、藤子不二雄、小池百合子などの他、ヒトラー、ヒラリー、オバマ、ルーカスなどの超有名人の前世が語られているところ。特に興味深いのが、又吉は太宰治と過去世で縁があったことで、両者の不思議な関係にまつわる都市伝説が裏付けられたことになる。また、タモリと赤塚不二夫にも同様の関係があったという。藤子不二雄や宮﨑駿があのようなマンガを書けることに過去生が関わっていたというのは面白い。そして、ルーカスの手がけたスターウォーズは彼の地球以前のある星での経験が基になっているそうだ。
ヒトラーは実は圧政を敷いたアッシリア王国の王とローマ帝国の暴君の過去を持ち、そのいずれにおいてもユダヤ人を迫害していたという。オバマは有色人種として白人から迫害されていたことから、今生で白人国家のアメリカを衰退させる運命にあるそうだ。
マツコデラックスは地球転生前ナメクジのお化けのような今と似たような容貌の生物で殆ど動かなかったというのが面白い。そして、それは雌雄同体だったというから妙に納得してしまう。
また、地球には多くの宇宙からの魂が転生しているそうで、彼らの中にはレプティリアンによる地球の危機を助けに来ている者もいるという。他のチャネラー同様に地球の危機は今回が初めてではなく、ムー・アトランティス大陸の滅亡で経験しているそうだ。それらの文明はやはり人間の傲慢が原因で滅亡の審判を下されたらしい。
最も驚くのが、恐竜は実は宇宙人が他の星から地球に持ち込んだ生物で、地球の環境下で大繁栄したという話。しかし、あまりに巨大化・凶暴化して人間を襲ったため、隕石を衝突させてその多くを絶滅させた。それでも恐竜は完全に絶滅したわけではなく、一部は生き残っていたが、それも月が地球の衛星となリ、その氷が大量に流れ込んで起きたムーを滅ぼした大洪水で死に絶えた。どうだろうか、信じられるだろうか。これと似たようなことを言う人がいるので私は全くでたらめだと思えない。
興味のある人は是非読んでみて欲しい。

悩める人へ3 - ニュー・アース

以前「苦」を滅する方法を紹介したが、凡そ苦しみや悩みというものは全て自分が作り出しているものである。しかしながら、その苦しみがどのように生じ、どのような構造をしているかを知らないことには、それを扱うのは容易ではない。それを現代的な表現を用いてわかりやすく説明しているのが本書である。
本書によれば、悩みというのは潜在意識内の自我=エゴによって生じるという。エゴは物や概念が所有という感覚により自己のアイデンティティと同一化された時に形成される。そして、その同一化した物や概念が傷付けられたりそれを失ったりすることでアイデンティティが損なわれると感じた場合、エゴが顕在化して、不快な感情や怒りの感情などとして現れ、我々に苦しみをもたらす。エゴは後天的環境で生み出される思考の作用である。思考=エゴが活動すると純粋意識が阻害されて人間本来の物事の捉え方ができなくなり、日々の生き方及び人生の考え方などに重大な障害をもたらす。犯罪・破滅的な一生・暴力、これらは全てエゴのもたらす弊害である。エゴはさらに発展して集団的暴力・紛争などを引き起こす。
エゴはまた状況の不満からも生じる。しかし、その状況(得てして苦境)はただ苦しみを与えるためだけに起きるのではなく、エゴを気付かせるために起きるから、避けるのではなく受け入れることが重要であると説く。
それでは、 エゴを取り除けばよいではないかと思われるかもしれない。しかし、エゴは幼少期からの環境(親や学校、社会など)で形成されるため、潜在意識に深く厚く培われており、その当人が気付かない事が多い。また、エゴは往々にして過去のトラウマと強く結びついているから、その除去は容易ではない。
では、エゴに対処する方法は全くないのか。いいや、エゴを克服するにはエゴに気付けばいいのだ。エゴは無意識の作用だから気付くと存続できないからだ。冒頭で述べた通り、結局エゴもその結果の苦しみも自分が作り出しているので、きちんと対処すれば取り除くことは可能であり、そうすれば心の平穏も訪れるのである。その詳細をここで書きつくすことはできない。だから、興味のある人は実際に本を手に取って頂きたい。私も本書で考え方が変わった一人である。
本書は少々表現がきつく感じられるかもしれないが、その遠慮のない書き方がかえって目覚めが近い人と目覚めた人の胸の奥を刺激するはずだ。その意味で魂のチャートで述べた成人期後期及び老年期の人向けの本といえる。


ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-
エックハルト・トール
サンマーク出版
2008-10-17